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今年の抱負

年が明けると仕事もそんなに忙しくもなく、なんだかゆるり気分。
それを楽しみつつも今年控えているプランに向けての心の準備で気もそぞろ。
いや、いい意味でね。

昨日は昨年から参加している統廃合になった学校を文化施設などとして再活用しようとする会の会議に出たり、自分個人の活動とまたちょっと違ったところにも出席する機会も増えてきたんだけど、いろいろな世代や考えの人の話も聞けて面白い。

人はもともとそれぞれみんなちょっとずつ違うのが当たり前。
どっちがいいとか正しいとかじゃなくね。
だから共有できるものや事は確実にあるはず。

公的なものは分母がデカイからなかなか一つにまとめるのは難しいと思うけど、みんなが「いいじゃん」って思えるものって意見の交換で探っていけばきっと見つかる。

やりたいことと、やるべきこと。
やらなくちゃいけないことと、出来ること。
その辺をうまくかけ合わせながら何か掴めるといいな。

個人的なものはそれほどたくさんの人がかかわる訳ではないので、ソリッドにエッジを立てていくのはそんなに難しいことじゃないが、ディティールを詰めていく段階に来ると一人では視界がぶれることもある。
だから遠近両用の視点と同じヴィジョンを共有できる仲間が必要で、それを感じられるのは本当にうれしい。
素直に意見も聞けるし受け入れられる。

一緒に作る人はもちろんそれを受け止めてくれる人もまたそれぞれ趣味趣向は違えど、「なんか、いいじゃん」くらいの軽い感じでも一つのものを共有できる喜びが味わえるっていい。

僕も自分のために頑張ってくれている仲間のために何か出来ることがしたい。

グッとテンションを上げていこう。

一歩一歩着実に、一つ一つ確実に。

森下直哉 | 2012/01/27 [金] | 14:38 | Blog

Beirut Live in Tokyo

待ちに待ったBeirut初来日。
1月18日の渋谷クラブ・クワトロ、すごく久しぶりだったので行くのに少し迷った(苦笑)。
着いて間もなくして会場、中に入ってまずTシャツを購入。
ダーモットとオブちゃんがマンチェスターで観てきた時に買って来てくれたTシャツを来て行ったのだけど、その色あいは日本公演ではなさそうだったのでそのレア感にあらためて感謝!

会場はパンパンのすし詰め状態、待望の来日!がありありと感じられる。
オープニング・アクトのトクマルシューゴがほんのりフロアの空気を温め、20時を回った頃だろうか、ついに登場のBeirut!!

1曲目の「Scenic World」のイントロが鳴り響きライヴがスタート。
「Elephant Gun」や「Postcards From Italy」などの過去のヒット(?)曲を惜しみなく披露し、最新アルバムの曲群を織り交ぜ、やはり「Nantes」でテンションは最高潮に。

今回のツアーは6人編成で、リズム隊以外はいろいろな楽器を持ち回りで演奏していく。
ザック・コンドンはボーカルの他にウクレレとトランペットを演奏、他のメンバーのトランペットやチューバと合わさった時の高揚感が素晴らしい。

来日一発目ということで少々ノリが堅かった感もあるけど、アンコールを含めていい盛り上がりだったと思う。
今回は1月23日の追加公演も取れたのでライヴ終了後、足早に帰路に就いた。

そして1月23日月曜日、今回は何人かの友人達もチケットが取れたので一緒に桐生から東京へ向かい、せっかくの休日なので早めに出て明治神宮にお参りに行こうということなった。

午後1時過ぎに明治神宮に到着。
現地集合でまた別の友人達と合流していざ参拝へ。

実は僕自身初めての明治神宮。
実は場所さえよくわかってなかった。
都内に来た時にはよく前を通っていたにもかかわらず(笑)。

その空気と雰囲気の暖かさ清浄さに心躍らせながら友人達のリードで御神域へ。
雨が少しパラつき始めていたが、とても気持ち良くお参りさせていただけた。
ありがとうございました。

その後三軒茶屋のカフェでゆっくりと昼食を取り、18時を過ぎた頃に渋谷へと向かう。
追加公演は渋谷O-WEST。
当日券を買うために先に行っていたDJ YO-SKと合流。
O-WESTも何年振りだろうか、中に入ってそのコンパクトな会場にまた「こんなに近くで観られるなんてほんとにラッキー!」とみんなでテンション上がりつつBeirutを待つ。

今回も会場は超満員。
チケットも超プレミア化らしく、外でも「チケット買います」のお手製プラカードを持つ外国人の姿もあった。

僕としては一人で観た18日よりも今回はみんなで観れるのでその分楽しさが倍増する。
曲順はほとんど同じだったが何曲は前回と違う曲も披露。
前の日の大阪公演が異常に盛り上がったと聞いて期待も膨らみながら「大阪に負けるか!」的な大人げない感じも我ながらいい感じ(笑)。
アレンジが多少違う曲もあったけど、ザックもバンドもリラックスしていてとてもいい雰囲気。

やっぱりラッパ隊が盛り上がると会場も上がる!
今回はすごくいい感じでテンションが上がった。
最後にはこのカバー!http://www.youtube.com/watch?v=4LfJ0ZKxW7s

最高だった!

ライヴが終わって外に出ると大粒の雪!!
ちょっと驚いたけどこれもまた粋な計らいってことで、ゆっくり群馬へと向かったのであった。

森下直哉 | 2012/01/24 [火] | 19:28 | Blog

The Smiths

毎週水曜は僕一人でゆったりRock Bar Styleで営業しているのだけど(お客さんもほとんど来ないし 苦笑)、なぜか最近The Smithsばっかりかけている。
僕にとってSmithsはちょっと異質な存在で、20歳前後の頃ものすごくハマった。
エコバニとかNEW ORDERとかバウハウスとかCUREとかアズテックカメラとかモノクローム・セットとかいろんな個性的なバンドがいた中でもやっぱりSmithsは別格というか、長いロック史の中でも客観的に見てとても異質。
その頃のUKロックファンもしくは音楽オタクにとってSmithsは既に解散していたにもかかわらずまだまだ絶対的な存在で僕の同年代の人達の中にはSmiths至上主義の人も少なくなかったと思う。
そういった人たちに比べればそれほどのめりこんでいた訳ではなかったけど、個人的に大好きなバンドのひとつではあった。

20代前半まではよく聴いていたが、ここ10数年あまりウチのターンテーブルにSmithsのレコードが乗ることはそれほど多くはなく、だけどなぜか最近毎週水曜にSmithsを聴いている。
それもオリジナル・アルバムよりコンピレーションやベスト盤をあえて聴いていることが多い。
「World Won’t Listen」や「BEST 1&2」など。
なかでも92年発表のBEST 1とBEST 2は曲順も含めて最高、僕のはアナログレコードなのでジャケットを2つ並べて眺めるのもこれもまたよし。

BEST盤もアーティストやバンドによって特徴があるけど、曲順というのはやっぱり重要だ。
僕は意外とBEST盤好きなのでいろんなバンドのBEST盤持ってるけど、このSmithsのBEST盤はその中でもなかなかの完成度。
確か1と2が時間差でリリースされたと思うんだけど、シングル曲だけでなく代表曲もたくさんバランス良くいい配置で収録されている。
あえて言えば「Queen Is Dead」が入っていないくらいかな?
曲順がリリース順なBEST盤ほどつまらないものはないけど、やはりその曲その曲のアイデンティティーをうまく掴んだファンも納得のものが望ましい。
その点このSmithsのBESTはいい。
BEST1のA面の1曲目が「This Charming Man」でB面最後に「Please Please Please」なんて最高だし、BEST2は「The Boy With Thorn In His Side」で始まり「There Is A Light」で終わる。
選曲したのはきっとレコード会社の担当だろうけどThe Smithsと彼らの曲とその立ち位置を理解するのに最適だしジャケットは確かデニス・ホッパー撮影の写真でアートワークも含めてオススメ。

なんて、なんでSmithsなんだろうなぁと思うこともなく水曜日の今日もまたSmiths聴いてしまうのだろう。

お好きな方はぜひ。

森下直哉 | 2011/12/28 [水] | 18:04 | Blog

思えば

随分ブログを書いていない。

書くことがないわけでもないし、書く時間がないわけでもないのだけど、書く気にならなかっただけで、かといって書きたくなかった訳でもない。
日々の事をただ素直に書けばよろしいのは分かっているんだけど、なんだろね、なんだろう?

今日はジョー・ストラマーの命日だって。
彼の訃報を聞いたのは友人M君とウチでダラダラ何かテレビでも見ながら酒でも飲んでいたのだろうか、夜も更けたそんな時。
その時同じアパートに住んでいた友人のところにまた違う友人が遊びに来ていて、その人が「ジョー・ストラマーが亡くなったらしいよ」と教えてくれた。
亡くなったばかりで一般メディアではまだ報道されていなかったためか、ネットで情報集めるため検索しまくった記憶がある。

それからM君と二人でクラッシュを爆音で聴いた。

この前久しぶりにロッキングオン買ってみた。
ジョン・レノンの表紙のヤツ。
そこに再結成したストーン・ローゼズの記事もたくさん載ってた。
その中にジョン・スクワイアのエピソードで彼が音楽にのめりこんだきっかけにジョー・ストラマーはテレビ出演の時に放った「自分を信じろ。きみにはなんだってできる。」という一言があったということが書いてあった。

かっこいい。

ストラマーもスクワイアもめちゃめちゃかっこいい。
わかりやすくてかっこいい。

ありがとう。いただきます。

森下直哉 | 2011/12/22 [木] | 16:39 | Blog

思い出せなくなるその日まで

現在FM KIRYUで月一でラジオ番組を担当しているが、その前は太田にあるFM TAROで毎週収録の番組をやっていたのが8~9年前。
それはFM TAROの名物パーソナリティーにして敏腕ディレクター(恐い)である亀井歩(様)と、およそ15年ほど昔、前橋のF-ritzアートセンターで開催されていたロックの写真展で同じスタッフとして知り合い、その後その馴染みで「番組やろうよ。」と誘われてのものだった。
15年前は彼女もFM群馬でバイトしていて、僕は5分番組の選曲をやっていたりなにかと関わりはあり、FM TARO時代もよく顔を合わせてたんだけど、今はメールなどの連絡以外は1年に1回会うかどうか…。
僕も拘束時間は長い方だけど亀ちゃんはもっと忙しいからねぇ。

それでも去年の今頃久々に会って僕の番組に出てもらったりしたけど、その時に亀ちゃんがしきりにプッシュしていたのがFM TAROでも番組をやっている新人バンドのBack Number。
正直その時初めて知ったんだけど、亀ちゃん曰く「ボーカルが曲作ってんだけど天然でさー、そんで女々しくてさー、でもいいんだよー、あたしゃお母さん役だよー、でもメジャーデビューするんだよー、今度連れてくるからさー、モーリーよろしくー。」って(笑)。

その後o-waの第3土曜日のレギュラーDJでもあり桐生を代表するバンドのひとつK.A.S.C.2.Bのオオノタカヒロ君も「前に対バンして仲良くなって女々しさを競った(笑)」と言っていたのでそのうち会うかなぁ?なんて思いながらYouTubeとかでチェックしたりして「なるほどねー、くるりmeetsレミオロメン風なサウンドなのかな?」なんて思いながら、少し記憶の片隅に…(失敬)。

それがある日、何の気なしにスカパーの音楽チャンネルを見ていると、PVの画面の下に「思い出せなくなるその日まで / Back Number」のテロップが。
「お!Back Number、普通にレコメンドされちゃってるじゃん!すごいじゃん!」などと軽い気持ちで観はじめて1分くらいしてからだろうか、「あれ?この曲なんだ?ん?ん?んんんー???」と目にはほんのり涙がたまって来たとか来ないとか…。
前に何曲かチェックした時にはこんな曲なかった、と思ったらニューシングル。

http://www.youtube.com/watch?v=qYp0VgzcJ7s
PVのこの可愛い女の子は誰なんだ!?

亀ちゃんの言う「女々しくて天然」の意味がやっとわかった。
天然じゃなきゃこういう曲は作れないだろう。
ちょっと粋な言葉遣いや哲学的なことを歌ったり、今は「かっこ悪くない」や「ダサくない」などが基準のロックバンドがほとんどだし別にそれがダメってわけじゃないしいいバンドやいい曲も多い。
もちろん彼らもかっこ悪くないしダサくもない。
でもこの「思い出せなくなるその日まで」はちょっとすごい曲だと思う。

人によっては「歌謡曲」と言う人もいるかもしれない。
一聴するとよくできた失恋ソング。
でもなぜか歌の一人称が「わたし」。
男ボーカルで「わたし」が珍しいわけじゃないけど、この世代のバンドにしては珍しい。
AKB48が一人称で「ぼく」と歌うのとは微妙に違う。
たしかに聞く人によっては生理的に受け付けない人もいるかもしれないが…。

でもね、歌のテーマも恋人同士や夫婦などの男女関係はもちろんだけど、たとえば家族、友人、ペットなど大切にしていた誰かとの「別れ」を扱っているのかもしれないな、と何度か聴いて思ったりもしたんだよなぁ。
ちょっと言葉では表現しずらいけど、一言で言うなら、なんか感情に突き刺さってくるって感じ?
なんか理屈じゃないんだよね。
女々しさもここまで極められれば一流だし、この曲も狙って書いているわけじゃないんだろうけど、なんか凄いことになっちゃうような予感もある…。

なんとなく少し聴いた感じだと、レミオロメンやミスチル、はたまた山崎まさよしや平井堅なんかを想像する人多いかもしれないけど、僕はね、あえてこの曲例えるならね、それはユーミン!
彼らのお父さんお母さんの影響なのかな?
時代は巡っているんだね。

それにしても、もしこの曲売れたら民放の音楽番組出たりするのかな?
音楽性はテレビ向きなんだろうけど、この曲があまりにあまりだから、あえてテレビ拒否してほしいなぁ。
消費されないでほしい。

個人的にはこの秋冬のメガヒットの最右翼なんじゃないかなって思ってるんだけど、もしそれほど売れなかったとしても21世紀の「イケナイコトカイ」に立候補はできるんじゃないかな。
そしてそんなバンドが群馬から出てきたことを誇りに思うし頑張ってほしいと思います。

では最後にこのフル・レングス・バージョンを。
http://www.youtube.com/watch?v=UKU_4IyiQws
曲のタイトルに反して、忘れてたような気持ちを思い出しちゃうかもしれないね。

森下直哉 | 2011/10/27 [木] | 15:37 | Blog

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