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ドアーズ まぼろしの世界

「ドアーズ まぼろしの世界」というドアーズのドキュメンタリー映画をシネマテーク高崎で観てきた。(赤盤青盤リマスター!なんて騒ぎながらもホントは今はこっちの方がしっくりきてたりして(笑)。)

20年くらい前に(もう20年も経つか!?)オリバー・ストーン監督で撮られた映画「DOORS」は伝記映画だったので多少のディフォルメもあったかもしれないが、今回のはドキュメンタリーなだけあって派手さはないがリアリティーはすごく感じた。

で、あらためて感じたのはその音楽の良さ!
実はドアーズのオリジナル・アルバムは全部持ってないのだけど、今はすごく欲しい。
しかもやっぱりアナログレコードで!
o-waの企画で「ロック喫茶 マンガ喫茶」というロックの名盤を聴きながら読書をする日があって、ときどきドアーズの1stを聴いたりしてるのだけど、ドアーズはやっぱりレコードで聴くとすごくいい。
ビートルズのリマスターは聴きたいけど、ドアーズはアナログでいいな。
理由は分からないけどそんな気がする。

そもそも僕は60年代のバンドで好きなのはイギリスよりもアメリカの方が多い。
イメージ的にUK好きに見られることが多いが、実際60年代のバンドで一番好きなのはヴェルヴェッツだしね。
まぁもちろんドアーズも好きだけど、この映画を見て感じたのは、ジム・モリソンの捉え方が少し変わったってことかな。
もっとカルトスターなイメージだったけど、実はかなりメジャーなロックスターだったってこと。
何度も全米で1位になっているのだから当たり前だろうけど、観る前はもっともっとミステリアスなイメージがあった。
観てからの方がなんかキャッチーなイメージになったな。
どっちにしてもぶっ飛んでいることには変わりないんだけどね(笑)。

僕は1970年生まれなので、ビートルズが解散してジミヘンが死にジャニスが死んだ年に生まれたわけで、そういう意味では完全に狭間の世代。
もちろんドアーズだってリアルタイムではない。
だけどこういう伝記映画があるとその時代の空気が感じられてすごく勉強になる。
今度90年代を代表するクリエーション・レーベルのドキュメンタリー映画もあるらしいし、どんどんこういった映画が上映されたらなと思う。
今の若い世代の人たちにもぜひ観てみてもらいたいな。

森下直哉 | 2010/11/14 [日] | 17:22 | Blog

赤盤青盤リマスター

巷で話題のBeatlesのリマスター・シリーズ。

僕の持っているBeatlesのオリジナル・アルバムはほとんどアナログレコードなんだけど、今回のリマスターCDシリーズにはちょっと興味があった。
実際、ルーリーの持ってる「アビー・ロード」を店のオープニングでかけているのを聴いた時には「なるほど!音のバランスがいい!」とささやかながら少し感動もしたし。

常々DJでビートルズをかけている時に感じていたことなんだけど、ビートルズって当時の最新技術で録音されているせいか、その「当時の最新技術」感がもろに出ていて、でかい音で聴いた時に少し違和感があるんだよね。
ギミックが多いっていうか、当時では最先端の録音技術だったんだろうけど、リリースから40年以上も経った今ではそれも珍しいわけではなく、かえって音のムラが目立つというか…もちろん曲は素晴らしいしエンジニアの技術も超一流なのはわかっているんだけど。

僕もレコーディング技術やサウンドプロダクションにそれほど詳しいわけではないので、よくは分からないんだけど、曲によってはなんか変なのが時々ある。
むしろ初期の方が音はいい気がする。
中期から後期にかけての曲の方が、簡単に言うと音のバランスがおかしいというか、ぼやけているというか。
それをあらためて輪郭をはっきりさせてデジタルで聴きやすくされたBeatlesをカタログ的にでも聴いてみたな、と。
かといって、オリジナルを全てリマスターで買いそろえる気も余裕もない。

ところがこの「赤盤青盤」のリマスターの登場だ。
先日、前レギュラーDJのKimi君がo-waに遊びに来てくれた時に「ビートルズの赤盤青盤のリマスターがセット価格だと安いですよ。」と教えてくれ、それはカタログ的に聴くにはもってこいだな!と思いアマゾンで調べてみると、だいたい4000円前後で買えることが分かり早速購入!
赤青それぞれケース・パッケージは二つになっていて、それを一つのボックス収納になっている。
アナログと同じく全部で4枚組!

早速聴いてみた。
何年か前にリリースされた「LOVE」のようにリミックスをされているわけではないので別段目立って変わった気はしないのだけど、違和感は感じない。
ヘッドフォンで聴くと分かるのだけど、オリジナルによく見られた右からはギター、左からボーカルとかの極端なパンで振られたところとかは変わらない。
でも全体のバランスはすごく聴きやすい。
他にもまだまだ素人耳にはわからない細かい部分はあるんだろうけどね。
それとやっぱりちょっと聴いた限りなので分からないけど赤盤の方がクオリティー高いような・・・。

あとあらためて思ったのがボーカル。
初期のあのジョンとポールのボーカル/コーラス・ワーク、あれが「ビートルズの声」なんだなぁって。
ジョージも含めてそうなのかもしれないけど、それぞれのソロではけして聴けない声。
あのグレイト・ミクスチャーな声こそがビートルズの魅力の大きな部分だって本当にそう思う。

これからまた少しづつ聴きながら新たな発見をするのが楽しみだな。

森下直哉 | | 13:51 | Blog

monkey 2010 その2

昨日のブログをK君が見てmonkeyのサイトで紹介してくれたのだけど、自分でも昨日のブログを読んでみて、あらためて12年前の自分が何を考えていたのか少し気になったので、Free Rock Japanの1回目に配ったフリーペーパーでの僕の挨拶文を読みたいと言ったら、サイトにアップしてくれた。

せっかくなのでここでも紹介しようと思う。

以下、monkeyのサイトより抜粋

12年前のMORRYさんの挨拶文

僕がDJを始めるきっかけになった、師匠でもありますMORRYさん(o-wa Room マスター)が
今日ご本人のブログにmonkey開催の経緯などを書いてくれました。
http://o-wa-room.com/blog/monkey-2010.html

すばらしい内容だったので、「このままこのサイトに転載をしたい」と言ったら、
「12年前の第1回目の時の挨拶文って残ってる?むしろそっちが読みたい」と
おっしゃっていたので探し出しました!

おもしろいのでぜひ読んでみてください!

予備知識として、MORRYさんのやっていた洋楽ロックイベントがFREE ROCK。
そして僕たちが弟イベントとして始めた邦楽ロックイベントがFREE ROCK JAPAN(モンキー)です。
この文は1998年12月の第1回開催の時に配られたフリーペーパーに掲載した挨拶文です。

世界初の試み“FREE ROCK JAPAN”スタートに向けて

「日本のロックだけのクラブイベント」それが最初思いついたアイデアだった。かなり漠然としたものだったけれど、何かすごくおもしろいものだという確信はあった。海外はもちろん、東京や、ここ群馬でも英米のロックで踊るということは割とふつうになり始めてきている。今のロックシーンで言えば、日本のロックバンドやアーティストが海外で評価されていて、日本のロックシーンも熱く盛り上がっているし、例えば東京や各地のロックイベントでもアメリカやイギリスのバンドの曲に混ぜて日本のバンドの曲もプレイされているのだけれど、かかるのは特定のバンドばかりで、実際デカイ音で聴いてみたいと思う曲はあまりプレイされない。
また、海外のクラブに行くとアメリカやイギリスなど、英語圏の人たちが自分たちの言葉である英語の曲に合わせて踊ったり、大合唱していて、何百人という人々がフロアで盛り上がっているのは壮観な光景である。
けれど、やはり僕ら日本人にとって英語にあわせて歌うというのは少し無理がある。(もちろん音楽に国境はないので楽しむことは出来るけど…) 日本でもライヴ会場で大合唱というのはよく見かけるが、クラブでは一緒に歌って盛り上がるということはカラオケで発散されている分、習慣として成り立たないのも現実としてあるかもしれない。だがしかし、普段カラオケで歌っている曲や、割とマニアックな曲が一緒にクラブでプレイされていたらどうだろう。想像してみてほしい。日本のロックでフロア一体となって踊っているのを。歌っているのを。しかも全曲日本のロックで。笑っちゃうだろう。僕の知る限りそんなイベントはまだない。UAの曲がソウルに混ざってかかったり、ミッシェルや電グルやコーネリアスの曲がUKロックに混ざってかかったり、マッドやバックドロップボムがハードコアでかかったりすることはあるが、それぞれの日本のロックのかっこいい部分が幅広くかかる、そんなイベントがあったら現在のロッククラブ、またはカラオケに対するアンチテーゼとして革命になることは間違いない。でも、それがついにスタートしてしまうのだ。
実はこの企画、僕としては2年間の構想の上、とうとうスタート出来るところまで来たのだけれど、なぜ2年もかかってしまったかというと、単純にDJ をできる人が見つからなかったからである。やるからにはFREE ROCK同様、現在の日本のロックシーンを反映した、DJの趣味に陥らないものにしたかったし、それには日本のロックのエキスパート的な人が必要だった。そして、その企画にバッチリハマったのが、これからFREE ROCK JAPANを盛り上げてくれるDJ.K,らび,Mr.GORILLAの3人。出会いとコミュニケーションから始まったこのイベント、第1回の今日来てくれた人達、そして、これから来てくれる人達とみんなで一緒に育てていってほしいと思います。
アンダーグラウンドもメジャーもマイナーもヒット曲も同じレベルでかかり、歌謡曲ではないロック的な選曲がFREE ROCK JAPANです。これが最初の一歩だ。さぁ盛り上がろう! C’mon kids!!!



と、まぁこんな感じだったわけだけど、いやぁ、青い(苦笑)。

驚くほど青臭くてむしろ顔が赤くなる(笑)。
いや、寒気もか?
言ってることは今もたいして変わらないけど、この力み加減は「・・・おいおい(汗)」って感じだよ。
この頃からかもな、僕の異常な誇大妄想が始まったのは(いや、生まれつきかも?)。
でもこうやって12年前の自分のイタさを顧みるのも悪くないかな。
とにかく困ったもんだけど、我ながら勢いは感じるな。
反省材料としても含めて今後の参考にしよっと。





森下直哉 | 2010/11/05 [金] | 18:17 | Blog

monkey 2010

明日11月5日は久々のmonkey。http://monkey2010.saruzombie.com/

ずいぶん前から「やろうよ」という声は上がっていたのだけど、いろいろな都合で延期となっていて、3カ月ほど前だったろうか、改めて「やろう」ということになり、今回晴れて開催ということになったわけ(だったっけ?K君? 笑)。

もともと僕はFree Rock JapanからMonkey Pop、Rock The Monkeyと名前が変わりながらも主催チームの一人として関わってきたイベントなので、個人的にもこの久々の開催を非常に楽しみにしている。
今回は主催者としているわけではないので少しは気が楽だけどね(笑)。
でも今回の僕の役割は主催兼メインDJのDJ K曰くスーパバイザーとのことなので、言われなくても口出ししているのはいつも通りの小舅役ってことなんだろうな(苦笑)。

そもそもこのイベントの母体となったFree Rock Japanは「日本のロックで一晩踊りまくる!」をテーマにした完全なるコンセプト・パーティー。
1998年にレギュラーイベントとしてCU:(現LEVEL 5)でスタートしたのだけど、当時のロックイベントといえば洋楽ロック中心。
僕ももちろん洋楽ロックのイベントでDJしていて、それはもう日本のロックは一切かけないスタイルをつきとおしていて(あえて言えばチボマットなんかは一回くらいはかけたかな?)、ときどきミッシェルガンエレファントやブランキージェットシティーとかリクエスト来てもお断りしていた。
でもそう言った意味で日本のロックシーンが盛り上がりつつあるのを肌で感じていたし、もともと僕が影響を受けたロンドンのロッククラブでだって踊っているのはほとんど英語圏またはアルファベットを使う国の人たち。
ならば日本人が日本のロックで踊るのはごく自然なことなんじゃないか?と始めたイベントだった。

それから3周年、5周年と大きなアニバーサリーを通過、母体となったFREE ROCK PRODUCTIONSも解散。
その後単独でレギュラーイベントとして開催されていたのだけど、4年半前にそれも終了。
なので今、o-wa Roomに来てくれる人たちや一緒に遊んだりしている人たちのほとんどがmonkeyを知らないか名前は知ってるけど行ったことはなかったっていう人。

元来ロックイベント自体がクラブシーンでは異端であり、しかも「日本のロックだけ」っていうのは当時から現在までみても非常に数少ない。
始める前もそうだったけどよく「想像できない」と言われたものだった。
もしかしたらDJ参加の人たちもそう思っていたかもしれないけど、僕は自信があったし確信もあった。
形になるには少し時間がかかるだろうな、とは思っていたけど、とにかく3年目くらいにはDJのスキルと共にイベントもいいものになっていき、人気イベントのひとつとしてお客さんと一緒に成長していったのが印象深い。

DJの選曲やプレイスタイルはその音楽ジャンルを問わず本当に千差万別。
ロックだけにおいても本当にそれぞれ。
ダンスミュージックの場合はビートでつなぐのがスタンダードだけど、ロックやポップミュージックの場合は「間」でつないでいく。
理にかなった選曲と時に理屈を超える選曲とを空気を読み取りながらあてはめていきダンスフロアーという場を作っていく。
monkeyはまさにそれを目指してやってきている。
DJは何人かいるがその「間」と「場」をつなぐ一晩で一つの選曲。
今回はo-waでもレギュラーでプレイしているニューカマーDJ Daichiが初参加するが、実は彼自身monkey初体験!
それを知らないながらも(くんくんに怒られながらも 笑)少しづつ理解しようとする姿勢で臨むはず。
そして参加するお客さんにとっても、日本のロックがダンス・ミュージックとして機能するのを体感してくれればとも思う。

ちなみに明日のo-wa Roomは早じまいの予定です。
お時間のある方はmonkey前にでもぜひお立ち寄りください(笑)。

では皆さん明日LEVEL 5でお会いしましょう。

森下直哉 | 2010/11/04 [木] | 16:07 | Blog

バリカンではなくバルカン

今年の秋はほとんど2週間もなかったような気がする。
4~5日前くらいだったか、いきなり冬が来て、それで今日は台風直撃。

今年もあと2カ月。
なんか、速かったな。
今年は特にそう思う。

特別何かあったわけでもないけど、時間が過ぎるのが早い。
せわしないような、退屈なような…。
歳のせいもあるだろうけど(苦笑)。

ゆっくり旅行にでも行きたい気分。
でも、他にやりたいこともあるんだよなぁ。

最近はバルカン系の音楽が心地いい。
ハマってるってとこまではいかないけど、何気にCDを何枚か買っている。
きっかけはもちろんBeirutだけど、クラブサウンド的なものも含めて心地いい。
http://www.youtube.com/watch?v=7Smq25YVanA ちょいエロイタリア親父。
http://www.youtube.com/watch?v=Ce_9twigAio&feature=related 秋の大運動会。
自分でこの手の音楽をやりたいとは思わないけど、東ヨーロッパというか西アジアというかその辺のルーツ・ミュージックやジプシーな音がDNA的反応(?)しているのかも(笑)。
なんて言うと笑われちゃうかもしれないけどね。
でも同じジプシー的な音でもスペインや南米っぽい感じではないんだよな。
そのうちバルカン・ナイトやりたいな。

森下直哉 | 2010/10/30 [土] | 19:04 | Blog

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